【業界研究】目黒消防署一般公開に行ってみた―展示車両見学編―

2026年1月11日日曜日

1115日に東京消防庁目黒消防署が一般公開されていたので行ってきました。

 

イベント内容としては目黒消防署を一般の方々向けに開放し、消防車両展示や防災、救急に関する展示物の掲示を通じて地域住民に消防行政に関心を持ってもらうものでした。

 

今回はそのイベントの様子を詳細に伝えていきたいと思います。

当日の消防署の様子



 

―展示車両を見学―

最初に展示されている車両から見ていきます。

まずは救助工作車(目黒救助)

 

上部に拡声器が付いています。


後ろから


側面に描かれている救助車お馴染みのエンブレムとなっている犬はセントバーナードという犬種です。(スイス原産の山岳救助犬)



次は普通ポンプ車(目黒1



側面には吸水口と送水口、ポンプ機構の操作盤があります。


 

左後部に巻かれている黒いホースは消火栓につなぎ吸水するためのものです。その為、先端には消火栓につなぐための金具がついています。


最後部に縦に並んでいるスイッチ類は車体上部に格納されている三連はしごを下ろしたり、収納するためのものです。

また、車体側面に設置されている作業灯を点灯させるスイッチもあります。よく見ると「ラダーリフト」や「後部作業灯」と記されているのが見えます。


車体内部に格納されているのはホースカーと呼ばれるもので、手前のパワーゲートを展開することで取り出すことができます。これを操縦することで火点近くまで簡単にホースを延長できる道具です。


 

実際のホースカーがこちら。画像は川崎市消防のものですが、おおむねこのような形状のものが格納されていると思っていただいて構いません。(画像右側の赤丸部分)

 

右後部に縦に配置されているものがパワーゲート展開用のスイッチです。


つづいて、右側面に収納されている黒いホースがプールや河川から吸水するためのホースです。


先ほどの消火栓から吸水するものとは違い、先端に黄色いカゴのようなものが付いていますがこれは不純物を吸い込まないようにするためのパーツだそうです。

 

右側にも先ほどと同様にポンプ機構の操作盤や送水口が備えられています。

 

 


次は小型水槽車(目黒2)です。


 

左側面です。先ほどの普通ポンプ車と比べるとポンプ操作盤がコンパクトになっていることが分かります。


車体後部に取り付けられている黒いバッグには延長用のホースが入っています。

 

この車両には水槽車という名前の通り、約900リットルの水が常に搭載されており、近くに水源がなくても火災現場到着後すぐに放水ができます。

 

この時聞いた話ではないのですが、火災出場時にはたいてい先頭に

「○○2(小型水槽車)」

それに続いて

「○○1(普通ポンプ車)」の順で隊列を組んで出動するそうです。

 そして小型水槽車が現場到着後すぐに放水を開始し、普通ポンプ車が吸水した水を小型水槽車へ送って水が途切れないように消火活動をするそうです。


つづいて庁舎の中庭に展示されていたのが10t水槽車(目黒SL)


名前の通り約10000リットルの水が常に搭載されており、水利が確保しづらい高速道路や山間部での火災に出動する車両です。

最後に指揮車(目黒YD)です。

この車両にはポンプ機構や救助機材は搭載されておらず、災害現場で指揮を執る役割を持った隊員が乗車する車両です。

また、管内の建物で火災報知機が作動した際に緊急の確認のために単体で出動することもあります。

前編は以上となります。

後編ははしご車体験搭乗と車庫周辺の見学を行っていきます。



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