【無料】文章理解チャレンジその3ー自己啓発編ー

2021年5月5日水曜日



当ブログオリジナル文章理解(東消式)の第3弾です。是非挑戦してみてください。※おまけで漢字問題もあります。

 

次の文章を読み、後の問いに答えよ。(制限時間130秒)

 私が行ってきたジコケイハツは英語の学習である。目標としてはtoeic750点取得を目指している。そもそも私がtoeicの学習を始めたのは、駅員のアルバイトを行っていたからである。業務中稀に外国人の方に切符の購入法や電車の乗り換え、駅周辺の地理案内を行うことがあるためスムーズなご案内をする上で英語力が欠かせないのである。ある日外国人の方に電車の乗り換えについてご質問を受けた。当時、全く英語ができなかった私はその案内をするのに約2分かかってしまった。日本語で案内をすれば10秒かからないでご案内できたものであっただけに私はひどく悔しい思いをした。それをきっかけとして私は英語の勉強を始め、toeicを受験しようと思うに至った。toeicを初めて受験した際は430点しか取れなかったが4回目の受験にて640点を取得できたのである。今後の目標としては日常会話において問題ないレベルである750点を目指していきたい。

 

 私はこの英語力を消防官として外国人対応の際活かしていきたい。東京都には羽田空港や各国大使館、浅草を始めとした観光地等外国人の方が集まる場所が多く存在する。このように今後一層の期待が海外から寄せられる東京において私は将来、英語救急隊の隊員として外国人も含めた救急対応にあたりたいと考えている。そのためにもポンプ隊に配属され、仮にPA連携で外国人が関わる救急事案に出場した際は、英語力をもって迅速な救急対応の一助となりたい。また、現場活動以外でも消防士として外国人の方とかかわる機会はある。例えば麻布消防署では外国人向けに英語による救命講習を行なったり、インターナショナルスクールの児童達を見学に受け入れている。このような現場活動以外における外国人とのかかわりにおいても私は消防士の一人として英語力をもってコミュニケーションをとることで東京消防庁へ信頼感や安心感を抱いてもらえるよう努めたい。

 

1:下線部ジコケイハツの漢字表記として正しいものを選べ。

1:自己継発

2:自子啓発

3:自己啓発

4:自子継発

5:自故啓発

 

2:本文の内容と合致するものを選べ。

1:東京は今後国際化が進むため、消防士であっても英語力が重要だ。

2:麻布消防署では外国人児童を見学に受け入れているため、英語を話せる職員が配置されている。

3:東京は国際化が進むためPA連携時には外国人対応もできる隊員を含めるべきである。

4:鉄道会社は来日外国人のスムーズなご案内のために英語が話せる人物を駅に配置するべきである。

5:筆者は駅員アルバイト勤務時に外国人対応で悔しい思いをしたため、英語の学習を始めた。

 

<解答>

13

自己啓発(自分をより高い段階へ成長させようとする行為のこと。より良い生き方の追求、より優れたスキルの獲得などが上げられる。)

 

251段落目真ん中あたりに記載あり。)

選択肢14は典型的なひっかけ選択肢。いわゆる「たしかに事実であるかもしれないが、本文には記載が全くない選択肢のため、要注意。


※今回引用した本文は当ブログ過去記事の

東京消防庁H20年度Ⅱ類
「あなたがこれまで行ってきた自己啓発について述べ、それを消防官としてどのように活かすか述べなさい」

のものになります。クリックで該当記事にジャンプできますので是非参考にしてみてください。

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