公務員の仕事は人助けか否か
今月12日、北海道札幌市にあるコンビニエンスストア前で自転車と小学生の男児が接触する事故が発生、自転車側はそのまま走り去ってしまいました。
警察は応急救護義務違反とひき逃げの疑いで男の行方を追っていましたが、20日に容疑者の男を逮捕しました。
このニュースを見て、男児がかわいそうだと思われた方も多いでしょう。
しかしこの件で警察が動いたのは男児に対する私情ではなく、
救護義務違反とひき逃げが確認できたから
であり、また
逮捕の根拠となったのもこの2つの事項
です。
このことから
公務員の仕事の根拠になるものは法律
であり、特定の個人に対する私情ではないことが分かります。
そして、法の下に安全で公平な社会を実現、維持していくことこそが公務員の仕事
ではないかと私は考えています。
よく公務員受験生が「困っている人を助けたい」、「人助けがしたい」という文言を志望動機に混ぜていることがあります。
しかし上記のことを考慮した場合、公務員の仕事が必ずしも人助けになるとは限らないことが分かります。
民間企業や医者、弁護士、公認会計士等の方がより人々の役に立っています。
このブログは小論文対策がメインなのであまり詳しくは述べられませんが、志望動機作成の際は志望先がどのような仕事をどのような根拠で行うのかを徹底的に調べてからにした方がいいかと思います。
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