気になるニュース「埼玉県障害者車内閉じ込め熱中症」
最近私が気になっているニュースが「障害者車内閉じ込め熱中症」事件です。
これは今年7月13日に埼玉県上尾市の障害者施設において19歳の男性が送迎用車内に置き去りにされ、熱中症により死亡した事件です。
この男性は車内に6時間閉じ込められており、救急隊が到着した時には体温が41.4度にもなっていました。
事件当日、施設の職員数名が男性の不在に気づいていながら誰にも相談や確認をしていなかったと報道されています。
このニュースを見て私は仕事においては
報告
連絡
相談
が非常に重要であることを実感しました。
特に、このような仕事は自力で生活できない方々を一時的に預かる仕事であるため、職員に対して「人の命を預かっている」意識が求められます。
よって、利用者の安全を守るためにも業務中に生じた気がかりがあればそれを解消するための確認行為及び上司への相談が必要になると考えます。
―重なるイレギュラー―
ただ、この施設においては利用者の当日欠席や遅刻、早退が日常的にあり、このことが男性の在不在の確認不足につながったとも報道されています。
また、利用者が施設に到着した際の出欠確認は職員と運転手の2名で行うことになっていたものの、当日は運転手のみで行われていました。
私としては、今回の事件は上記のようなイレギュラーが重なることによって発生してしまった事件であると考えます。
―事故を防ぐために―
今後、このような事故を防ぐためには
業務上のルール遵守、
気がかりがあれば複数人でそれを共有、解消するための確認を行う
ことが重要だと思います。
私も普段の業務でイレギュラーに遭遇したときこそ基本の業務ルールに戻り、上司への確認や仲間との情報共有をもって仕事にあたっていきたいものです。
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