【朝日新聞】東京消防庁の仕事特集

2017年8月18日金曜日
化学車 京橋CP(東京消防庁 京橋消防署)

朝日新聞にて201625日から東京消防庁の仕事特集が掲載されていたのをご存知でしょうか。

それは8週間にわたって掲載された特集なのですが、
25日から1週間ごとに1記事掲載され、それぞれ異なる職種に従事する職員の姿が紹介されていました。

紹介された職種は、

「ポンプ隊員」
「救急隊員」
「ハイパーレスキュー隊員」
「通信指令員」
「火災調査員」
「化学機動中隊員」
「査察係」
「機関員」

8種です。

これらの特集を実際に読んでみると、インタビューされていた職員の方々に

「命を救いたい」
「自分を常に高めていきたい」

といった共通する思いが読み取れます。


私が特に関心を持ったのはポンプ隊員と救急隊員の仕事の進め方でした。


彼らは通報を受けると約50秒で支度を整え車両に乗り込み出動するのですが、その車両内からすでに火災対応や急病人対応が始まっているのです。

ポンプ隊員であれば、出火場所の特定ドアの施錠を想定したエンジンカッターの準備逃げ遅れの人数把握等を通報内容から想定し、現場到着後すぐに作業に取り掛かれるようそなえるそうです。

また、救急隊員であれば隊長役が通報者と直接連絡を取り、応急手当の指導や傷病者の情報を集めます。そして搬送先をイメージしつつ現場到着後の傷病者対応に備えているそうです。


11秒を争う現場において、決して時間を無駄にしないまさに

命を救うプロ

としての心構えを垣間見ました。


新聞は縮小されてはいますが創刊号から全て保存されています。地元の図書館にも分厚い本となって置いてあるはずですので、皆さんも是非この特集を読んでみてください。

コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿