【危険】私のマネをしたら消防面接落ちます【不合格体験談】

2026年9月23日水曜日

 

空中作業車 芝浦LS(東京消防庁 芝消防署 芝浦出張所)


※本記事はあくまで面接試験にむけたアドバイスとなります。合格を保証するものではないのでご了承ください。

このブログを長く読まれている方はご存じかもしれませんが私はかつて東京消防の面接を受験したことがあります。

今回はその面接において不合格になったいわゆる「不合格体験談」を

➀面接対策事前準備編

②実際の面接応答編

③今の自分だったらこう答える編

④まとめとアドバイス

の4部に分けて紹介したいと思います。

 

➀面接対策事前準備編

私は一次試験において手ごたえがあったことから、一次試験の合格をほぼ確信したので翌日から二次試験に向けた対策を始めようと思いました。ネット上を調べていたところ、東京都内にある某就職支援センターで話し方や志望動機の書き方講座、他の参加者とのグループワーク講座を無料で開講していることを知りました。

何回受講しても無料なので私は様々なコースを受講しつづけました。またあるセミナーで仲良くなった参加者達と別の講座で再び顔を合わせることも多々あったので毎日知り合いが増えていく充実感を感じていました。

他の参加者たちとセミナー会場でワイワイキャッキャしたり、セミナー終了後は知り合った仲のいい受講者たちと近くのレストランにいって楽しい時間を過ごしたこともあります。

しかし今思うと当時の自分は「様々なセミナーに参加し知り合いを増やしていった」という事実だけに満足していたように思います。

様々なセミナーに参加する一方、就職アドバイザーに個別で面接練習をしてもらったこともあります。しかしここでも「個別にアドバイザーと話をした」という事実で満足していました。同様に「東消の説明会に参加したという事実」で満足していたことも原因だと思っています。

共通するのは「事実だけで満足」、「振り返りや復習をしない」等インプットだけで完結しており、一方で実際に面接対策としてアウトプットしていく作業を実行していなかったことです。

 

②実際の面接での応答

次に、そのような準備不足の私が実際に面接に臨んだ際にどのような受け答えをしたか紹介していきます。(※10年近く前の話になるのでどのように答えたかはっきりとは思い出せない部分があります。ご了承ください。)

面接官1(50代ぐらいの男性)

・学部、専攻についてどういうことを勉強したか?

→△△を専攻し、□□について専門的に勉強しました。

・なぜ○○学部に入ったのですか?

→一浪していた受験当時、OO大学の○○学部しか受からなかったため入学を決意しました。

・在学中はどのような就職活動をしていたか?

→業界や業種を決めず、手あたり次第に応募を繰り返していました。

・では簿記2級取得後の就職活動はどうだったか?

→簿記に関わる仕事には就けなかったが同時にOO業界に絞って就職活動していました。

・専攻分野にかかわる仕事には興味はなかったのか?

→そもそも△△については大学で勉強できた時点で満足だったので就職に活かそうとまでは思っていませんでした。

・民間企業から消防士に路線変更したきっかけは?

→テレビにて東日本大震災後の被災地の特集で東京消防庁の活動が取り上げられていたのを見たことがきっかけです。

・自己PRを1分でお願いします

→個人情報が含まれるので詳細は伏せます。掘り下げた質問はなく面接官1からの質問が終わる。

 

面接官2(30代くらいの男性)

・東京消防庁の2次試験は初受験ということで、体力試験に向けた対策は何かやっていましたか?

→ウエイトトレーニングが趣味なので週3回は必ずおこなっていました。

・なぜ空手をやろうと思ったのですか?

→高校で●●道をやっており、大学ではそれ以外の何かしらの武道をやってみたいと思っていたところ演武を見たのでやってみたいと思いました。

・東京消防庁のイメージを教えてください。

→組織が他の消防本部と比較して大きく、各部隊が高い専門性を持っているイメージです。

・消防学校での生活は大丈夫ですか?どう乗り越えますか?

→どう答えたか思い出せず。

・結婚のご予定はありますか?消防学校での研修中は特別な事情がない限り外出はできないので今のうちに確認しておきたいのですが。

→結婚の予定はないので大丈夫です。

・受験者調査票に記載された内容(違反歴、過去の通院歴、持病やアレルギーの有無など)の確認

→それらも特にありません。

 

③回答の弱点を把握した上で、今ならこう答える

上記の面接内容を踏まえると、明らかに応答のミスが現れているのは大きく分けて3つの観点になります。

1つは面接官1の複数の質問によって在学中から消防受験まで「目の前に現れた機会にただ反応してきた」という行き当たりばったりのキャリアについて自分なりに意味づけができておらず、その場しのぎの印象を与えてしまったこと。

2つ目は面接官2の質問「消防学校での生活は大丈夫ですか?どう乗り越えますか?」の質問に対して未だにどう答えたか思い出せない点です。これは思い出せないことがミスではなく、記憶に残らないほど当たり障りのない一般論で答えていたからだと考えています。

3つ目は体力試験の準備についての質問でどのような種目をどれくらいの重量やレップ数で行っていたか具体的にアピールしてもよかったとも思っています。

これがセミナーや面談を受講しただけで満足してアウトプットを怠った私の末路です。

これらの明らかに応答のミスがある質問についてピックアップして、今の自分ならどう回答するかを示していきたいと思います。比較しやすいように当時の回答の下に「今→」という形で示しています。

 

・在学中はどのような就職活動をしていたか?

→業界や業種を決めず、手あたり次第に応募を繰り返していた。

今→業界や業種のこだわりはなかったため、説明会や職場見学を通じてやってみたいと思った仕事がある会社に横断的に応募していました。

 

・では簿記2級取得後の就職活動はどうだったか?

→簿記に関わる仕事には就けなかったが同時にOO業界に絞って就職活動していた

今→自分にできることの可能性を少しでも広げるために簿記2級を取得しました。そして学生時代の反省を踏まえ、△△という形で社会に貢献できることからOO業界に絞り様々な会社の説明会参加や職場見学をさせて頂いた中で現在の会社に内定を頂きました。


・民間企業から消防士に路線変更したきっかけは?

→テレビにて東日本大震災後の被災地の特集で東京消防庁の活動が取り上げられていたのを見たこと

今→テレビにて東日本大震災での東京消防の特集を見たことがきっかけです。その映像で多くの隊員が一丸となって原発事故の対応にあたっている姿を目にしました。ネット上で調べてみると消防という仕事は災害対応だけでなく火災予防や査察、防災指導などすべての職種が人の命を守ることに直結していることが分かりました。このことから仕事は幅広く何でもやってみたいと思う私にとって魅力的に映ったことで消防を目指そうと思いました。

 

・消防学校での生活は大丈夫ですか?どう乗り越えますか?

→どう答えたか思い出せず。

今→学生時代の武道経験を思い出し、乗り越えていきたいと思っています。空手では道場での規律やマナー、礼儀を学ぶ機会が多くありました。また他の練習生が体力的に限界になりそうな時でも励ましたり、逆に私が限界を迎えそうになった時も同様に他のメンバーから励まされることもありました。このことから消防学校での研修も規律や礼儀、仲間を大切にして皆で共に乗り切りたいです。

 

・東京消防庁の2次試験は初受験ということで、体力試験に向けた対策は何かやっていましたか?

→ウエイトトレーニングが趣味なので週3回は必ずおこなっていました

今→ウエイトトレーニングを趣味で行っており、腕肩の日、胸背中の日、脚腹筋の日と三分割にして取り組んできました。特に胸についてはベンチプレス90㎏をあげられるようになり、背中については12.5㎏の重りを背負って懸垂を10回できるようになりました。

 

④まとめとアドバイス

以上になりますが、面接官1とのやり取りで明らかになった「目の前に現れた機会にただ反応してきた」パターンを

「こだわりのない横断的な就職活動」

「自分の可能性を広げるための簿記取得」

「消防は全ての仕事が命を救うことにつながっていることに魅力を感じた」

と説明することで「興味関心の幅広さ」として意味づけ直しています。

最後になりますが➀面接事前準備編でも紹介したようにインプット同様アウトプットも大変重要です。何かしらのアドバイスやノウハウを仕入れたなら、それらを素にアウトプットを実行し必ず他人からの評価をもらうようにしてください。

また、アウトプットして他人の評価をもらう際、格好悪い部分を隠して見せてしまうと本当に必要な指摘はもらえません。私自身、簿記2級の取得と方向転換をどう説明すべきか一人で抱え込み、それを誰かに開けて相談することをしていませんでした。

このように自分だけで何とかしようとするとそれに目をつぶったままになりかねません。そして私のように「行き当たりばったりのキャリア」の説明ができないまま大事な面接に臨むことになってしまいます。

面接に臨むにあたって私のように何かしらのハンデを背負っている方も多いかと思われます。しかしそのハンデと考えているものは少なくとも私にとっては全て自分が選んだ行動の結果でした。

そこで、病気や家庭事情などやむを得なかった場合を除き、私のようにそれをハンデと考えるのではなく、どのように自分のキャリアの一つとして説明していくかが大事であるということをこの記事を書きながら実感しました。

これを読まれている方もこの私の失敗例を是非参考にして頂き、面接対策の一環として頂ければ幸いです。

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