【小論文例文】都民から信頼される公務員に必要な事とは【東京消防庁】
東京消防庁 平成29年Ⅱ類 小論文
「都民から信頼される公務員になるために、あなたが必要だと思うことを2つあげ、その理由を具体的に述べなさい。」
私が、都民から信頼される公務員になるために必要だと考えることは、相手の立場に立って分かりやすく伝え、耳を傾ける姿勢とどのような相手にも誠実に向き合う態度の二つである。
まず、相手の立場に立って伝え、耳を傾ける姿勢が必要な理由は、公務員の仕事は都民の安全と暮らしを支えるものであり、専門的な内容を理解してもらえなければ、その役割を果たせないからである。私は以前、都内の消防署の署内見学ツアーに参加した。案内を担当していた防災指導担当の職員の方は、専門的な消防の仕事を、参加者の知識に合わせて平易な言葉で説明してくださった。そのため、私も消防の活動や備えの大切さを具体的に理解することができた。この経験から、相手の立場に立った分かりやすい説明は、都民の防災意識を高めるとともに、職員への安心感につながると実感した。
次に、どのような相手にも誠実に向き合う態度が必要な理由は、公務員は全体の奉仕者であり、一人ひとりへの対応の積み重ねが組織全体への信頼を形づくるからである。同じ見学ツアーで、小さな子供が、たどたどしい言葉で質問をした場面があった。その職員の方は、子供の目線に合わせて最後まで耳を傾け、何とか答えようと言葉を選んで丁寧に応じていた。その姿に、相手が誰であっても真剣に向き合う誠実さを感じ、この方になら安心して任せられると思った。都民の中には、高齢者や子供、外国人など様々な方がいる。相手によって対応に差をつけず、誠実に接することこそが、信頼の土台になると考える。
以上のように、分かりやすく伝え、耳を傾ける姿勢と、誰に対しても誠実に向き合う態度を大切にし、都民から信頼される東京消防庁の職員を目指したい。
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